ドールハウス Old&New Cake Shop

こんにちは。

本日は(やっと)ウエディングケーキ屋さんのドールハウスのお披露目となります( ;∀;)!

全体像はこんな感じです。

ニューヨークにあるウエディングケーキ屋さん、という設定。

ラブリーでエレガントな雰囲気で製作しました。

お店の名前は”Old & New Cake Shop”(オールドアンドニュー・ケーキショップ)。

古くて新しい、という意味なども込めましたが、欧米の結婚式では”サムシング・フォー(Something four)”という伝統的な習慣があり、そこから名付けました。

four=4つのものをウエディングで花嫁が身に付けると幸せになれるという風習です。その4つとは

*Something old(サムシングオールド)=何か古いもの。

*Something new(サムシングニュー)=何か新しいもの。

*Something borrowed(サムシングボロー)=何か借りたもの。

*Something blue(サムシングブルー)=何か青いもの。

それぞれ意味がありますが、長くなっちゃうのでここでは割愛します。

このドールハウス、当初に予定よりだいぶ長らくかかってしまいました・・・材料を揃えたのは昨年11月。今年の1月末から取り掛かっていたのに、もう5月になっちゃう(゚∀゚)。そんなに大きくないから~と思ってたのですが、やっぱりケーキを揃えるのが大変でした。ブログでの製作過程も断続的になってしまい申し訳なかったです。

他のウエブページに相変わらずの私の妄想ストーリーを書いておりますので、こちらのブログでは製作の方のお話をお伝えしようと思っています。(妄想ストーリーはコチラから

L字のオープン型ドールハウスです。

小さめの脚付きです。

この形を作るのは2回め。前回のガーデニングのドールハウスは3角形の什器を作って真ん中に置いてV字状に左右対称っぽくしたのですが

今回はどちらサイドを中心に置いても、真ん中を中心に置いてもきれいに見えるように作りました。

上から見るとこんな感じ↑です。

棚は後から設置して幾重にも木を組んだ為、同じ色で塗っても上部に若干のパズル感が出てしまったので、L字につるっとした壁紙のシートを貼っています。

(ここは若干段差ができてしまいました...)

両サイドお楽しみいただける作品とはなっていますが、やはりメインはこちら側の棚↑

このドールハウスを作るきっかけとなったのは、棚にずらりとケーキが並んだ1枚の写真でした。

ショーウインドウではない棚にずらりとケーキが並んでいる、というのは不思議な感覚でした。

調べてみたらカナダにあるウエディングケーキのお店でした。

(多分その棚にあるのは本物のケーキではなくサンプルなのだと思いますが、それを見ながらお客さんと商談するのでしょうね)

日本では結婚式のケーキは式場が準備したり、ケーキ屋さんに特注で頼んだりするのが一般的だと思います。もしかしたら日本にもウエディングケーキ専門のお店があるのかもしれませんが少なくとも町を歩いていて見かけたことはなかったので、わぁー!そんなお店があるんだとちょっと感動(笑)。

まぁ外国の町を歩いていても見たことはないので、欧米でもたくさんあるものじゃないかもしれないですけれど。

そんなわけで写真を見た途端にドールハウスで作りたい!と思い、ずっとアイデアを温めていた作品。カナダのお店はもっとカジュアルでナチュラルな感じなのですが、まず黄色の壁にしたいと直感で思い、場所はニューヨーク!と想像を巡らせていました。

私の場合、ドールハウスにするしないと言うのはここが非常に重要で、作りたいものはもう勝手に妄想がどんどん広がって行ってしまうんですよ~(笑)!

これまでたくさんのケーキを製作しては来ましたが、このドールハウスを作るまでデコレーションケーキは作ったことがなかったので挑戦でした。

小物製作の時にも書きましたが、ランベスケーキ(ロココケーキ)も作ってみたかったので、このウエディングケーキショップのアイデアにピッタリハマり♡今回製作となりました。

初めのイメージでは、インテリアにもう少しシンプルなモダンな要素を入れるつもりでした。(アールデコとか1960年代的なレトロモダンです)

Old&Newという店名にも合ってましたし、それで練ってたのですが(黄色い壁は決まっていたので)どうもアイデアが進んでいきません~。

そこで少し路線変更することにしました。本来ですと、ドールハウスのイメージって一番重要でベースの部分にあるものなのですが、気分がのらないまま製作すると後で台無しになったりもします。

路線変更先は大好きなアメリカのお洋服屋さんの雰囲気★^m^!

日本には入っていないブランドなので、これを読んでいる中で知っている人はほぼいないと思いますが、女の子の夢がぎゅぎゅっと詰まったような大好きな雰囲気のブランドで(ただお洋服は私の年代は着れそうにないけど・・・)アメリカに行くことがあればぜひ行ってみたいお店です。

ただ、そのお洋服屋さんを真似た部分は何一つなく・・・もし私があのブランドの新店舗を出すならこんな感じ!と思って製作しました(^^)/

そんなことをできるのもドールハウスの1つの楽しみです♡

↑フレームにしたパーツは何年も前からいつかドールハウスに使おう!と思って持っていたもので今回の雰囲気にピッタリでした。 Old&Newのイニシャルを刺繍風にしたプリントを入れました!

棚の中はこんなセッティングになりました。

上段にはお菓子やワイングラスを、下段にはブライダルっぽい感じのアクセサチーや小物を入れて。

こちらのキャビネットの上にはプチギフトにも出来そうな小さなお菓子達を並べました。

本当はもっとたくさん作りたいくらいでしたけどスペースがなかった~。

英国のお菓子を作った時のチェリー・ベイクウエル・タルトレットも♡

このイギリスつながりは、妄想バックストーリーの方を読んで下さいね(^m^)!

ケーキサーバーはミニチュアショーで一目惚れして買ったもの。お菓子をのせたピンクのお皿は

何とガラス製のアンティークボタン。プラスチックが出回る前の時代のものなので1920年代前後でしょうか。。。私の個人的なアンティークコレクションから出しました。

アンティークボタンは棚のケーキ台にも1つ使っています!

ケーキスタンドは今回全部違う形にしたくて(どっちにしてもケーキスタンドの在庫が現在なかったですし)ボタンを使ったり自分で作ったりいろいろ試行錯誤しています(*^_^*)。

ドラジェ、カリソン、マカロンケーキはフランスのものですけどウエディングのお菓子ということで入れました。

何よりエレガントでかわいらしい雰囲気がこのドールハウスにピッタリでした。

ドラジェの箱はSomething blueを意識して初めからブルーと決めていました。

華やかなフラワーアレンジメントも入れたかったものの1つ。

花嫁さんのブーケをイメージして。

こちらも花器がSomething blue (*^-^*)/

花台にしたのは、ハンズで買ったアクリルの丸いパーツ。時間のある時は、何かミニチュアに使えるものがないかとブラブラ見て回るのが好きです。以前に購入していたアメリカのパーツと組み合わせました。これもOld&Newのテーマにピッタリでした♡

ご配送の梱包上ちょっと危険だと思ったので、このテーブルは床に接着していません。

その為、私は真ん中くらいにセッティングしていますが、他の部分に置いていただくことも可能です。(お花のピッチャーとレースペーパーは台に接着済み)

ただ下の台がもともと結構歪んでいて(こちらでも削ったのですが真っ平らにするのがなかなか難しく)ほんの少し斜めって見える方向もあるかと思います。↑この角度からなら大丈夫かと思いますが、事前にご了承下さい。

一応、裏側から見るとこんな感じになります~。

1点、ご注意・・・

裏側1×2mmほど、少し傷のように見える箇所がございます。

乾いた後、気づいたら塗料がダマになっているところがあり、取ったら周りも少し一緒に取れてしまった( ゚Д゚)という事案です・・・汗。同じような色で塗ろうかとも思ったのですが、何色か混ざて作った黄色で全く同じ色は再現できないので(乾くと絶対変色するんですー)塗るのをやめました。

もともとラフな塗りなのでそれほど気にならないかとは思いますが、お知らせしておきます。

こちらのドールハウスは、4月28日(金)更新時に一緒に販売いたします。

価格は¥105000(梱包代と送料・税込み)となります。

(これでも当店ではドールハウスはかなりお安めで出しています~)

ノークレームノーリターンでお願いしていますので、細かい部分等のご質問はご購入前にお気軽にお問合せ下さい。


ドールハウスのこととなるとお伝えしたいことがたくさんで長くなってしまいました。ここまでお読み下さり、どうもありがとうございました。

残りの新商品は明日ブログにアップの予定です。


このドールハウスの妄想バックストーリーはこちらからどうぞ↓(違う写真も載せています)

※ゴールデンウィークにウエブサイトのメンテナンスを予定しています為、ホームページのギャラリーにはリンクされていません。