久しぶりの帽子作り

こんにちは。

今月は久しぶりに帽子を作りたいと思います。

確認したら、なんと5年も!帽子を作ってなかった・・・(゚∀゚)びっくり!

前に黒柳さんが”だんだん10年ひとからげになる”というようなことを言ってたけど、なんか私もそれに近くなっている・・・かも・・・。

気を取り直して(^-^;

デイリーアンティークスのファッションウィーク(Fashion Week)ならぬファッションマンス(Fashion Month)ご紹介して行きますョ!

上の画像でできたものを一挙見せちゃったんだけれど

一番お気に入りのこちらから。

集合写真ではイマイチ目立たなかったと思うのですが、後ろ姿がかわいいの♡

画像をかなり大きくしている為、まるで生地が麻かキャンバス地に見えなくもないのですが、ベージュ色のサテンです。その為、実際は少し光沢があります。ベージュはイエローホワイト寄りの色です。

真ん中に付けたトリムが素敵な濃いピンク×紫のリボンは光沢があり方向によって少し色味が違って見えます。

ロココ(トリム)は現代のものですがアンティークのもののように華やか、柄の入ったチュールはビンテージのもの。少しふんわりとのせています。

そしてやっぱりコサージュをつけると華やかになります。

作るのはちょっとひと手間ですが、こんなシンプルなものでもやっぱりかわいい~。

前から見るとこんな感じです。

実際の帽子だったら、髪の毛はアップにして大きなイヤリングとか付けると良さそう~(と妄想)。

以前にも書きましたが、帽子などを作る時はこんなのと先にデザインするのではなくて、感覚的に素材をあわせていきながら作っています。

(材料は見ると欲しくなってしまうタイプで、、、ひと財産だなと思う。笑)

そんなだから出来上がった時は、我ながら”おぉ~こんなのができた!”って感じなのです。

次の帽子は顎の下でリボンを結ぶクラシックなタイプ。

ロココ(時代)っぽいイメージだけど、ヴィクトリアン時代にもこんなのありそうかな?

後ろから見るとこんな感じ。

本体はミルクティーのような色が素敵なシルクの生地、チュールとお花のレース。

比較的シンプルな素材合わせですが、お花のレースの存在感☆のおかげで華やかに。

リボンはわざとすごく長めに切っています。

ほつれ留めはしてありますが、ご自分でカットしていただくこともできますし、ご希望でしたらご購入時にお知らせいただければカットすることもできます(こちらでほつれ留めし直します)

結び目は固定していないのでほどけますが、ほどくと結ぶのはかなり難しいと思いますのでお気をつけて。

リボンはベージュがかったピンクのサテンリボン。

全体的には落ち着いた雰囲気。

アンティークが好きな方はお好きかな~と思います♡

すみません、撮影時に気づいたのですが何か所か小さく(1mmくらいの)接着剤のシミが出てきてしまいました。

製作時に気をつけてはいるのですがシルクの生地はすごく薄くて、あとから染みてくることもあり

小さいと留める作業に精いっぱいなので( ;∀;)なかなか難しいです。

この分は少しお値段を考えますので、事前にご了承の方のみご購入下さいませ。

次は、麦わらブレードを使った帽子。

小ぶりなタイプで、深く被るのではなくちょこんとのせるヘッドドレス的な感じ。

麦わらだと牧歌的というかナチュラルな雰囲気になってしまいそうだけど、黒を使っているのでシックな印象です。フチは焦げ茶。パールの飾りを付けました。

ヴィクトリアンをイメージして作ってはいるのですが、1960年代(初期)っぽさも少しあります。

それもそのハズ。1960~70年代は1800年代後半の影響を受けているから。

(1920年代のアールデコ・スタイルは1950年代にリバイバルし1980年代にもまた流行った、というようにファッションや建築などのデザインはぐるぐる回っているのです)

まぁ結局はワタクシ古いデザインが好きなので、どれをとってもクラシック・アンティーク・レトロ(ビンテージ)どれかの分類に入ると思いマス(^-^;。。。

この帽子、ちなみに反対側はフクシアピンクのリボンが付いたデザイン。

こちら側を前にしてもOK!です。

分かりやすいのでついついモデルになってもらいますが^m^オードリーヘップバーンとか

イメージしてもらえたらいいかな~☆

黒い生地の部分はサテン生地なので少し光沢があります。

上から見るとこんな感じです。

本日最後の帽子はスタンダードな形。

フェルトで作りました。

紫のベルベットのリボンに金属製のバックルを付けました。

小ぶりなタイプで、こちらも私のイメージではヘッドドレス的な感じ。

少しだけ反ったデザインになっています。

なんとなく1890年代くらいのイメージなのですが、この頃のファッションは生活様式が多様化してきて、女性にもスポーツが人気で戸外での活動が多くなったらしく、より動きやすいユニセックスなスタイルが流行ったそう。ちょっと男性的な雰囲気がするファッションが多いのはそんなわけなんですねぇ。

反対側はこんな感じです。

偶然ですが、後ろに置いた冊子の女性がちょうどこんなのを被ってます(^^)。

こういう被せ方はしないと思いますが、ちょっと反っているデザインなので下からだと裏がちらっと見えるかもと思い裏もかわいくしてみました。ピンクのドット柄です。ご参考までに。

さて出来た帽子は4点なのですが

先程からチラチラと写っていましたモード新聞。帽子だけだと寂しいかと思い、昔のファッション冊子も作りました。

ヴィクトリアン調の帽子がたくさん載っているものを選んで作りました。

左右違うので開くとこんな感じ。

中側はブランクで印刷されてません~。

いつもはちょっとお高い紙質が良い用紙を使っているのですが、新聞っぽい感じにしたかったので今回はもう少し薄めの紙を使用しています。

こちらは3枚セットの販売にする予定です。

帽子と一緒に置いても良いし、全然関係なくクラシックなドールハウスの飾りにしても♡


今週は帽子箱(ハットボックス)を製作予定です。

帽子自体ももう少し増やしたいな~。

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