ドールハウス”南フランスのパン屋さん”

さてさて、大変お待たせ致しました!

できあがったドールハウスのお披露目です☆

ホームページの方では、ワタクシの(恒例)妄想バックストーリーと一緒に載せていますが(汗)

コチラのブログでは製作のバックストーリーと共にお見せしていきたいと思います。

またも脱線しておりまして話が長くなっているのでお時間のある時にどうぞ!

南フランスのパン屋さん”Boulangerie de Blé"

こちらはお店のファサード、外観だけのドールハウスになります。

サイズは 横幅233mm 奥行き73.0mm 高さ258mm。

薄めのデザインでそんなに大きくはないので、ドールハウスは欲しいけど飾るスペースがない~という方にもおススメです。

裏側は無塗装でナチュラルな木の感じを残しました。

あ、本日の画像のご注意点が2つほどございます。

写真の色なのですが、なかなか実際通りの色が補正しても出ませんでした。。。画像によって明るかったり白かったりする場合がございます。

(ご覧のブラウザーによっても変わってきますのでご説明が難しいのですが、、、私のパソコンは薄めに写っているけどスマホの方は問題なさそう、、、?)

2つめのご注意点ですが、パンのショーウィンドウはこの撮影後にプラ板を前面に設置しました。

プラ板を入れた後の撮影ですと光や反射が写ってしまい綺麗に写真が撮れないので、何も入れてない状態での写真となります。実際はプラ板のフチには一番細いサイズでの木枠が入ります。同化して目立たない物にしましたが、厳密に言うと少し変わってくるかもしれませんのでご説明させていただきました。(一番最後に枠入りの画像を1枚追加しておきます~)

お店の名前、ブーランジェリー・ドゥ・ブレのBléは麦、という意味。

最初はdaily bread、の意味のフランス語にしようと思っていました。ところが!訳してみると

実際にあるパン屋さんの名前でした! ル・パン・コンティディアン!! 私も大好きなパン屋さんの名前でした、、、意味知らなかった(=゚ω゚)ノ 数年前、少しの間だけうちのご近所にあったのでよく行っていたのですが、2年間くらい?で閉店してしまいガッカリ。すごく素敵な店内だったのに~。

で、ル・パン・コンティディアンは一応チェーン店なので止めにして。

麦、というのは実はうちの猫の名前なんです・・・パンにそっくりな猫なので名づけたの ^m^。

まぁ麦というのは単純にパン屋さんにぴったりだし、初めから猫を登場させることは決まっていたので、”Boulangerie de Blé" に決定!(*‘∀‘)

この道の名前は”猫通り”。

実際にあるのか?画像検索でこの名が付いた看板を発見しました!フランスのどこかは分からなかったのですが。

ミニチュアの方は、シンプルな看板デザインにしました。

下には電気は点きませんが、お気に入りのランプシェードを付けました。(単品は当店で発売中♡)

小さくてシンプルだけど、エレガントでかわいらしくてフランスっぽい。

このドールハウスを作ろうとしたきっかけは、インスタで見かけた一枚の画像から。

南フランスの風景でした。

南仏のイメージって太陽がキラキラしてバカンス!の場所、ソレイヤードの生地や土っぽい陶器など南の方独特の明るい感じが強いのですが、見た画像は、冬なのでしょうか?乾いた感じで何となく寂しさもあるような写真でした。惹かれたのはその外観の色使い。ピンクがかったアイボリーとうすいペパーミントグリーンのコントラストがすごく衝撃的でした。ペパーミントグリーンってポップなイメージやラデュレのかわいらしいイメージしかなかったので、大人っぽく品良くて、アンティーク感がありもの悲しさもあるのに可愛らしいというミックス感が新鮮だったのかもしれません。

画像からインスピレーションを受けることはよくありますが、そのままをドールハウスにしたい!と思うことは少ないですが、素敵過ぎて今回は挑戦したくなっちゃいました。とは言え、サイズ感も違いますし、私らしさも加えたかったので出来上がりはそっくりにはなりませんでしたが、画像を見た方ならここのお店だなーと分かるかと思います。

実際にあるお店の方は、サロン・ド・テと看板に書いてあるのでティールームらしいのですが、ショーウィンドーを上手く使いたかったので何か違うお店屋さんにしようと思いました。

いろいろ考えて、何かローカルに根付いたお店がいいな、それでいて南仏の風土に合っていて、私のイメージにも合うもの、と考えたら伝統的な田舎パンのお店になりました。

だから初めからパン屋さんと決めて作ったのではありません。パン屋さんは他にもずっと温めている案があるのですが大作になりそうなのでまだ先になるかと思います( ;∀;)。

またメインのショーケースにカラフルな色のものが入ると狙っている雰囲気とは違ってしまうのでパン屋さんにして良かったなぁと思っています。

フランスのパンは、日本で売っているものより焼き目が濃いのでエピとフーガス以外は濃いめに着色しました~。

ドアの横に貼ってある小さなピンクの紙には営業時間が書いてあります。

(これはHPのバックストーリーを読んでいただけると分かります^m^)

緩やかな坂を登った場所にある、という設定。

お店に着いた時の光景はこんな感じかもしれません。

南仏のイメージで石畳を入れたかったことは以前にお話ししました。

小さなスペースですが、あるのとないのでは全然雰囲気が違ったと思います。

画像で見た実際の店舗より外観は少し白っぽくなってしまったのですが、この石畳の色でカバーされたかな。

看板は少し白っぽく汚しました。

レースは1930年代のアンティークレースです。たしかフランスのだったと思うけど★

うっすら汚れがありますが、それを含めてイメージに合っていました。

上の段に立てかけた丸いパン達の姿が気に入っています(笑)。

私にとって南フランスの想い出は、うん十年前に行った若きバックパッカー旅行。

イタリアから夜行寝台電車で入り、ニースを拠点にグラースやヴァンス、ビオットそしてカンヌ経由のバスに乗り1時間くらいかけてサントロペにも♡(当時ヌーベルバーグのフランス映画にハマっていた)

その後、マルセイユとアルルにも数日滞在してパリに抜けるという日程でした。

のんびりしていて楽しかったなぁー。

南フランスに行きたいと思ったきっかけは、なにげなくテレビで観たマティスの教会でした。

実際に行けた時は、結構並んで10分くらいしかいれなかったのですが(見たい人が多いので係員に誘導された)うわー、ここまで来た!(日本から南仏の意味)って感動したのを覚えてます(^-^;

このドールハウスを作っている時間は、そんな旅の想い出も思い出されてとても楽しかったです♡

さて、実質的なドールハウスの話に戻りますが、こちらのゼラニウムの鉢と・・・

このいい仕事をしてくれている猫ちゃんだけは、接着していません。

(ちなみにこっちの猫ちゃんは、うちでもう1匹飼っているコに似ているのでバックストーリーの中ではそのコにちなんだ名前を付けました。笑。)

配送の際に接着しない方が梱包が安全、ということやお掃除の時にラクというのもありますが

ドールハウス本体だけにするとまた雰囲気が変わるので、どちらがお好みの方にも良いかなーと思い固定しませんでした。

猫とお花を設置しないとこんな感じ↑です。

最後に、こちらがプラ板を設置した後の出来上がりとなります。

それでは、こちらのドールハウスは12月24日(金)21:00~販売いたします。

何かご質問などございましたら、お気軽にメールでお問い合わせ下さいませ。

どうぞよろしくお願いいたします。


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